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18卒の発達学生、就職活動をする。【番外編】

 

こんにちわ。

卒業論文提出と口頭試問も無事に終わりほっとしています。

もうすぐ、2月1日。

この一ヵ月後は2019年卒の就職活動解禁日となります。

だいたいこの時期になると、就職課では証明写真撮影会や面接対策講座、志望理由の書き方講座など、様々なイベントが開催されたりします。

気持ちに余裕がある人や就職活動に対して不安を抱いている方は席に座っているだけでもいいと思うので参加したほうがいいです。*1

 

世間では売り手市場や就職内定率が高水準だといわれていますが、そんなはずない!!

 

私は、これから就職活動を再開するところです。

しかし、一学年下の後輩たちを支援する活動にシフトしつつある就職課の状況に心が痛みます。また、電車内で見かける新卒向け就職情報サイトの広告がインターンシップ特集や合同説明会関連のものが多くなってきたなと。

こうしてみると、一年経つのが早すぎて、同時に周囲から置いていかれているように感じます。

今回は、新卒の就職活動(障害者枠)と(クローズ枠)で利用したほうが良いかと思われる就職情報サイトの使い方やその他の機関の利用時期についてまとめていきたいと思います。

 

 1、3大就活情報サイトとは?

大学がよく就職ガイダンスで登録しておいたほうがよいと言われるサイトとして「リクナビ」「マイナビ」「あさがく」があります。*2なんといっても、合同企業説明会の数が多い。地元企業に特化した地元開催のものから、ATCホールインテックス大阪、ビックサイトで開かれる説明会はお祭りのよう。遠方で参加しずらいと思っても、サイトから往復の無料送迎バスが予約できるという太っ腹!!*3

興味のない企業であっても、充電器やハンドクリーム・クレンジングオイルの試供品がもらえる企業もあるので、雰囲気を感じるのであれば参加してみるのもアリです。

 特徴としては、自己分析や筆記試験対策や自分の条件に合う企業が検索しやすいという点です。

難点なのは、DM(ダイレクトメール)が登録したサイトの分だけ大量に届きます。

複数のフリーメールアカウントを確保しているほうが良いと思います。就職活動をする上においても、専用のメールアドレスがあると色々と便利です。*4

選考は一般学生と同じように進むので、どのタイミングで障害について告知するのか・しないのかは考えましょう。

ATCホールインテックス大阪、ビックサイト等で開催されるイベントはかなり人が多いです。人ごみが苦手な方はあまり向いてません

2、障害者向け採用に特化した就職情報サイト

障害者向け採用(新卒採用など)に特化したサイトとして、Webサーナとクローバーナビがあります。

Webサーナの方は、「障害学生の就職活動ガイダンス」で大学に来られて話を聞きました。

上記の3大新卒就職情報サイトと変りませんが、決定的に異なる点があります。

言うまでもなく、障害者採用に特化している点です。

求人検索では、勤務地や雇用形態に加えて、障害の内容や雇用実績、障害への配慮という項目から検索できるという利点。

障害学生を対象にしたインターンシップの斡旋、就職活動解禁前の2月ごろには就職活動の進め方や企業担当者から直接話を聞くことができるイベントもあります。

こちらは、合同企業説明会ではなく合同企業面談会という形で担当者と1対1で対応してもらえる。企業によって差はあるが、障害者雇用の実績や具体的な配慮など聞きにくいことも説明してくれる。

会場の規模も小さめで、完全予約制で飛び入り参加は難しいです。*5

しかし、参加企業はほぼ有名な大手企業が中心。合同企業説明会と異なって履歴書持参でそのまま面談という形で選考が進められる場合もなきにもあらず。

自己PR・参加企業の研究・顔の表情・履歴書の精度が問われてきます。

選考方法は、一般学生と変わりない。企業の選考方法によって、筆記試験やES(エントリーシート)の提出がほぼあります。

SPIや玉手箱といった代表的な筆記テストに加えて、一般常識も勉強しておくほうが

ベターです。

筆者は、算数を含め理数系がほとんどできないので、筆記試験は向いていない気がする。

学習障害の傾向もあると、かなり試験対策は苦労します。

 

発達障害について理解のある企業はまだまだ少ない気がします。学力に自信があり、障害者採用で就職を考えている方には勧めてよいと思います。 

 3、障害者就職を支援している派遣会社

派遣会社で障害者就職を支援している企業が多数あります。

私が利用したのは某医療機器メーカーが運営する派遣企業の新卒向けのセミナーと合同企業面談会。

派遣会社を利用するには登録が必要となります!!

個人面談では、自分の障害やどういう企業や職種を希望するのか、割と細かい内容を聞かれました。

2で紹介したサイトと同じように、障害学生向けの合同説明会があります。

障害に対して理解があったり、採用実績のある企業が中心です。求人票には仕事内容・勤務地・就業時間・選考方法といった一般的なデータに加えて、障害に対する配慮を明記した資料が配布されました。

利用した企業の親会社やグループ企業の説明会もありました・・・。

良い点:1社ごとに質問できる時間がある。障害ごとの座席が振り分けてあるので同じ障害を持った方と交流できる。

難点:説明会が終わって1週間以内にエントリーシートの提出締め切りがある。事前に準備しないと出願したくても出来ない場合もある。

前もって下書きや添削してもらったエントリーシートがあるといいかも。

選考方法は、1・2と同様。

 4、ハローワークなどの公的機関

現在、利用中のハローワーク。大学の就職課よりも頼りになるね!!

ハローワークも大きく分けて2種類に分類できます。

一般的な全国各地にある公共職業安定所ハローワーク)と既卒者や新卒を含めた若者ハローワークがあります。

この記事は、筆者が現役大学生ということもあり、新卒採用に関するものとなっています。必然的に、若者ハローワークや新卒応援ハローワークが大学生向けだと感じるからです。

一番のメリット:お金がかからない。選任のアドバイザーがつく。

       履歴書添削や予約制で個人面談や面接練習が受けられる。

       求人検索(新卒求人の公開は6月以降~)

 

なんか受け売りみたいって思わないでください。

現に、利用してきたサイトや機関の中でハローワークが一番自分に合っているからです。

筆者は、新卒応援ハローワークと同施設に併設されている「障害者向けのハローワークコーナー」を利用しています。

そこのカウンセラーさんとはなんとか上手く関係が築けるようになって、本当によかった・・・。

また、ハローワークに加えて「働き・暮らし応援センター」を通して、職業適性評価を受けることができました。

 

※職業適性評価を受けることができるのは新大学4年生に進級した4月1日以降。

ハローワークを通して、早めに予約しないと空きがほぼない状況です。試験や実習と重なるのは絶対に避けたいところですね・・。

障害者職業訓練センターというのもありますが、ここの支援はほぼ既卒者対象。

住んでいる地域にあるセンターは新卒対象者の支援はありません。

職業適性評価のオプションで一度利用しましたが、異世界に放り込まれた感じがします。

ふつーうに大学に通い、バイトもしているので変なギャップがありました。

2次障害とか突発的にひきこもり状態に近い感じじゃないと支援は無理かな・・・。

 5、大学の就職課との付き合い方

 「就職活動で一番お世話になったのは就職課だよね~」っていう人もいるかもしれないですね。

就職課は、卒業年度が近くなるに連れて様々なガイダンスや講座が開かれます。

私は、就職ガイダンスマナー講座履歴書作成講座履歴書用の写真撮影会を利用しました。

障害学生の就職活動を担当する担当者がいたり、障害学生を対象とした就職活動ガイダンスというのもあります。しかし、発達障害の学生が参加したり、就職課の方と懇意な関係を築くのはやや難しいです。

発達障害に関する知識が乏しいような気がします。

大学の就職課から行ってもらった支援は、新卒応援ハローワークに併設されている障害者コーナーの見学とつきそいのみ。

大学内にあるので、様々な機関を行ったり来たりする必要はないですし、使いやすいと言ったら使いやすいのかな??

 個人面談や面接練習、求人票の閲覧、インターンシップの申し込み、ガイダンスなどの

支援が在学生であれば無料で受けられるのが一番の強み。また、大学にゆかりのある企業が中心の合同企業説明会もあります。

最低でも1年半前から就職課との付き合いははじめておいたほうがいいと思います。

自分の障害について知ってもらうためにも、自己理解や得意な事・苦手な事などはまとめておきましょう。

 

最後に 

一番は自分に合った方法を早めに見つけて対策すること。

就職課やハローワークの担当者が話しやすく、信頼しやすいのかも見極める必要があります。

後、人任せにするのはよくないです。自分の事を相手に理解してもらうためには自分の伝えやすい意思伝達の方法を確立することが大切です。

そして、授業に出席し、試験を受けて、単位を修得して進級しないと元も子もないです。

就職活動の雰囲気を知るにはこの本と映画が一番手っ取り早いです。

 

何者

何者

 
何者 (新潮文庫)

何者 (新潮文庫)

 

 

 

 

 

 

*1:スーツ着用の場合が多い。対象は卒業年度に該当する学生

*2:キャリタス就活もある

*3:マイナビリクナビのみ。

*4:大学のメールアドレスに加えて、Gmailやyahooメールが使えるほうがいい。

*5:様々な障害を持った学生に対応するために事前予約制になっていると思われる。