放課後の厨房男子を振りかえる
秋といえば、ABC座とDREAM BOYSというジャニーズ二大巨頭が幕を開ける季節。
私にとっては、抱腹絶倒の弱小包丁部VS全国優勝のスクールカースト最上位に君臨する舞踏部が繰り広げる学園お料理バトル(コメディ)の思い入れが非常に強い。
偶然にも、舞台化される半年前に放課後の厨房男子シリーズを読み終えていた。原作がベースとなって舞台化される作品は多いのが、賛否両論が多い。
料理が出てくる小説とドラマに目がないので、舞台を申し込むことにした。
そして、2018年11月1日 初ふぉ~ゆ~現場
初演を見に行った時、適応障害の診断を受け休職中だった。会社からは復職に向けての産業医面談の案内が届いたり、復職か退職するかで気持ちがグラグラ揺れていた。気分転換を兼ねて東京まで遠征をし、博品館劇場で公演されていた「舞台 放課後の厨房男子」を見に行くことになった。
お腹が痛くなるぐらい笑って、笑い過ぎて涙が出てきて、お腹が空いて元気になった。
(原作の内容は、どこへ行ったのか分からないぐらいオリジナル要素が多かった。舞踏部なんて出てこないし、推しキャラの金森くんは出てこなかった。先輩に対する愛を込めたレシピ曲、舞台班と呼ばれるジャニーズの本領、オールバックの翔平先輩こと福田悠太さんに心奪われたこと)
2年目と3年目は博品館劇場や東京で観劇することができなくなったが、大阪で厨房男子を見ることができた。
リターンマッチは恋の味(2019)は、原作要素も少し入ってて残念過ぎる颯太先輩の恋模様と楢木さんの段ボール工作(放課後の図工室)の高いクオリティに驚くばかり。
カーテンコールでこしった越岡さん*1とお好み焼きが早く食べたい福ちゃんが印象的だった。
通路側だったので、ふわっといい匂いがしました。
途中の獄門島はとにかくカオスだし、クリスマス動画を直後にクリスマスイヴのサンタクロースを再現したり、アドリブが酷すぎて内容をあんまり覚えていない。
そして、3年目を迎えた放課後の厨房男子-まかない飯とshall we dance篇?-
コロナウイルスの猛威によって、立て続けに予定していた観劇予定の舞台が中止。エンターテインメントに大きな空白と喪失を与えた、ヲタ活にも衝撃が走った。私生活では、面接が先延ばしになったり、失業手当を貰い就活をする日々。現場という外出がなくなったことにより、社会的に孤独死するのではと強く感じるようになった。
現場に行けない日々が続く中、配信LIVEやふぉ~ゆ~公式LINE、LINELIVEはとても身近な存在になった。本当に、ふぉ~ゆ~と公式LINEでお友達になれてよかった!!
それでも、現場に行きたいという気持ちは日々高まるばかりだった。
緊急事態宣言が解除され、ENTA2ぶりにふぉ~ゆ~に会える日がやってきた。
今回の厨房男子は、日経ホール・大阪・サザンシアターの各公演で配信があった。
様々な事情で、現地で観劇することができない方々も一緒に楽しめる生配信。アーカイブありの大盤振る舞い。
#おうちで厨房男子 がトレンド入りしてお祭り状態
配信公演を含めると3回見たことになるかもしれない。卒業前公演は、配信を見る予定ではなかったが、あまりにもロスが続くので購入。
配信公演を2回見た後に、ENTA3とA.B.C-Zのクリスマスコンサートのグッズ販売が決まったので、調子に乗るべきではなかった。
ザキさん演じる不知火くんの恋模様。
ソロで踊る場面がすごくかっこよくて、キュンキュンしました。掛川僚太さんが演じた理子ちゃんが美少女すぎて泣きました。
三倉佳奈さん(茉奈さんは産休)がミコちゃん先生を演じることになって、劇中の政府で突っ込まれてたり、世相をすぐに反映させる厨房男子のセンスの良さ。
ミコちゃん先生に思いを寄せる翔平先輩、母親を思いやる大地、思い出せば沢山印象的なシーンがあるけど、うまく言語化できない。
野沢くん演じる如月先輩のアドリブとミコちゃん先生をお姫様抱っこしたり、手の甲にキスを落とすような仕草にあたふたしました。
そして、
2020年12月現在、どっぷりふぉ~ゆ~にハマって抜け出せない
放課後の厨房男子が終わり、約2週間が経った。
このすごくすごく楽しくて、笑って、お腹が空いてご飯が美味しく感じる 舞台 放課後の厨房男子 がフィナーレを迎えた。
始まりがあれば、終わりがある。 終わりがあれば、始まりがある。
それでも、やっぱり寂しい。
劇中歌を思い出せば、豚汁が食べたくなるし、ナポリタンは口ずさんでしまう。
なんらかの形でいいので、放課後の厨房男子-on stage-という感じで劇中歌だけのコンサートをやってほしい。
何度も繰り返しみたい作品に思いを馳せながら、次の現場に向けて豚汁を食べて健康に過ごしたい。
*1:地元の最寄り駅をぽろっと言ってしまうジャニーズいますか??